HERMES エルメス バーキンの購入方法 ④
6月の日本。
日本の梅雨は全力でジメジメするので憂鬱になる方は多いと思いますが、この時期に結婚式を挙げるという方も多いですよね。
なぜ6月に結婚式をするカップルが多いかというと、ジューンブライドという言葉があるからですね。
ただジューンブライドってヨーロッパの方たちのための言葉です。
かつてヨーロッパでは結婚できない時期があり、解禁の月が6月であったとも言われています。
ヨーロッパで最も気候が一番良いと言われているのが6月で気候もちょうど良く、夜10時まで明るいのでベストシーズンと言えますね。
初めてヨーロッパ旅行を企画されている方はダントツで6月をお薦めします。
さて前置きが長くなってしまいましたが、前回は金額はあまり関係ない!?というところまでお話ししました。
Aさんに詳しく話しを聞くと‥
Aさん「 必ずお話しをすることが大切なのよ。人間関係を築いていくこと。」
私「商品を買うのに人間関係なんて必要なのですか?」
Aさん「あなたが店員さんで、一人はとても愛想が良くこちらに気遣いもしてくれる人、一人はたいして話したこともなく偉そうな人、二人のお客様からバーキンのように希少価値がある入手困難品を出して欲しい、と言われたらどちらに出す? 」
私「間違いなく愛想が良く気遣いもできる方ですね! 」
Aさん「その通り!エルメスの店員さんの方が私達よりも上なのよ。」
この言葉の意味は今だからわかりますがその当時は全く理解できなかったです。
たまにお客様で外商にお願いしてるのでそのうちバーキン来ると思うんです。なんて言う方がいるのですが、外商さんとエルメスの店員さん、どちらを優先するべきかは間違いなくエルメスの店員さんです。
外商を通してであれば、それなりの金額を外商を通して購入しなければ希少価値があるものはまず外商がエルメスの方にお願いできないと思います。
そして外商を通すとバーキン、ケリーこの二つには個数制限が設けられるはずなので、エルメスで沢山購入するけど外商を通して購入する、と言う方は外商を通さず直接エルメスの店員さんと話すのがバーキンやケリーの購入方法の一番の近道です。
ただAさんの話しにもあったように、お客であってもこちらが店員さんに気遣いをしなければいけないですよね。
いくらエルメスで沢山購入しても一度もバーキンを出してもらったことがない、なんて方はごまんといると思いますが、ぜひコミュニケーションを取ってこちらのことを覚えてもらえるようにしてもらってください。
店員さんであっても外商さんであってもお客様は山のようにいるので、良い印象で覚えてもらうことが大切です。
信頼していただけたらエルメスの方から『バーキン入ってきたのですがいかがですか?』なんて電話が掛かってくる日も近いかもしれません。
to be continued...
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HERMES エルメス バーキンの購入方法 ③
HERMES エルメス バーキンの購入方法 ②
前回の投稿はバーキンが買えた!ところまで書きましたが、今日は今思い出してもちょっとそれどうなのと思ったことを書きます。
少し話は外れてしまうので、ご興味ある方のみご覧いただけたら幸いです。
バーキンが買えた背景には自称[エルメスのなかなかの顧客だ]の女性のおかげなのは言うまでもありません。
ちょっと書くには長いのでAさんとします。Aさんからバーキンあるよ!と電話をいただいて、急いでエルメスへ向かい店内へ入ると、Aさんが店員さんに「さっきのバーキン見せてあげて」と言うと店員さんは満面の笑みで『もちろんです!』と言い、とても感じのいい女性店員さんでした。
待ちに待ったバーキンなので即決で購入すると決めました。
そしたらAさんは「次の約束があるからあとはもう大丈夫だよね?」と言ってAさんはエルメスを後にしました。
すると突然さっきまで優しかった店員さんの態度が一変。
店員『早くお会計してくれませんか?』
私「あ、はいすみません」
いきなり言われた一言に度肝を抜かれたのを覚えています。
サッとお会計をすると包んだバーキンを持ってきて、ムスッとした顔で何も言われず渡されました。
店員さんは出口までお見送りに来てくれることはなく、個室の前で私を追い出すとまたムスッとした顔で何も言わず扉を閉めました。
さっきまでのあの笑顔は嘘だったのか。。
あまりにも衝撃的だったのですが、バーキンを買えたことの嬉しさの方が勝っていたのでそのときはさほど気にしていなかったかもですね。確かによく考えれば、顧客の為に出した物をよくわからない人がいきなり来て買ったことや、その当時は若かったので小娘にバーキンを渡すのかと思うとイラっとしたのかなぁ。
今では20歳くらいの女の子でもバーキンを持っている人はいますが、その当時の若い女の子はシャネルとかディオールの方が多く持っていた気がします。
それにしてもここは本当に日本なの!?と思うくらい態度悪かった〜。。買えた私としては確かにありがとうございます、だけど、、せめて店員さんも「ありがとうございます」くらいは心無くても言って良かったような‥。
今はバイヤーの仕事をしているのでエルメスの仕組みなどがわかり、その態度の意味もある程度わかりますが、今でも思うのが日本のエルメスの店員さんは態度が悪い人が多い気がします。
もちろん中にはとても優しく丁寧な方もいますし、私の担当は最初からとても優しかったですが、あまりに個々が違いすぎてたまに知らない店舗へ行くと緊張しますね。
まだヨーロッパの店員さんの方が全然感じいい。
今回は顧客のお客様に対してと一般の方への対応について書きましたが、まだ続きがあるので日を改めて書きたいと思います。
バイマ→paris_loverto be continued...
HERMES エルメス バーキンの購入方法 ①
今回は皆さんが気になるようなトピックを書いていきます。
それは女性の憧れバーキンの購入方法について!
女性であれば一つはゲットしたい憧れのバッグですよね。
私の場合は日本とヨーロッパでの購入のみとなります。
一つの記事だけでは書ききれないので、いくつかの記事に分けて書きますので少し長くなりますが気になる方はどうぞお付き合いください。
だいぶ昔の話になってしまいますが、私のファーストバーキンは日本でゲットしました。
まだバイヤーを始める前だったのでエルメスのことがよくわかっておらず、ひたすら毎週のように通って『バーキンありますか?』と聞いていました。
店員さんからの返事はいつも同じで、「今週は入ってきてないですね〜。また来週チャレンジしてみてください」とかすかな希望を与えられるのでもしかしたら来週にはなんて思いで約一年半毎週のように通いました。。
毎回出てくる気配すらなかったですね。
その話をふと知人にしたときに、自称[エルメスのなかなかの顧客だ]という女性が『明日エルメス行くからバーキンあるか聞いてあげようか?』
と言われ、返事はもちろんお願いします!
でも私自身一年半通って出てこなかったのだからどんなにすごい顧客の方でも半年は待つのだろうな〜と思い全く期待しなかったですね。
次の日、その女性から電話がかかってきて『今エルメスでバーキンあるけど買う?』と言われ全く予期していなかったのでびっくり。
急いでエルメスへ行くと奥の個室へ通され、希望通りのバーキンをゲット!
このときの喜びは今でも忘れないですね。
たかがバッグなのに、どうして世の女性がこんなにも追い求めるのかわかったような気がした瞬間でした。
HERMES エルメス ボリードの魅力
今までフランスのことについて少し書きましたが、これからは買い付けをしている商品についても書いていこうと思います。
主にエルメスを中心に買い付けをしていますが、その他にもヨーロッパブランド全般の買い付けをしています!
今回はエルメスのバッグの中でバーキンやケリーの次に人気のバッグ、ボリードについて書いていきます。
ボリードは世界初のファスナー付きバッグとして有名になりました。
軽くて、物が沢山入り、斜めがけも可能、ファスナーを閉めれば海外旅行の際もスリにサッと手を入れられる心配がありません。
ボリード31のお素材は、程よい柔らかさと高級感を感じるトリヨン。
使えば使うほど味が出るんです。
ヨーロッパへ買い付けへ行く際にリクエストを伺うのですが、必ずと言っていいほどボリード31の注文が入ります。
エルメスは年々値上げをして、現在は税込み1,078,000円。
ボリードが100万円を優に超える日が来るなんて夢にも思ってなかったです。。
10年前は70万前後だったような‥もっと安かったかもです。
素材も何も変わらないのに値段だけ年々上がるなんてなんだかなぁ‥。
ボリード31のカラーで一番人気なのが、エトープ。
5年前の母の日にボリード31ゴールドを母にあげたのですが、やっぱり流行り廃りがないバッグは一つ持ってるとずっと使えるので、今でも母はお出掛けの際は必ずボリードを持ってきます。
こんなに使って貰えるとあげた甲斐がある!(感動)
フリー商品は主にインスタグラムやバイマにて販売していてボリード31はかなりお買い得にご購入いただけます。
エルメスからのプレゼントもお付けしております!!がやはり皆さん店舗やオンラインで買う率の方が高いようですね。
バイマ→paris _lover
格安航空券の取り方
欧米までのエアー代ってすごく高い感じたことはありませんか?
フランス人はダウンコートを着ない!?
1月のパリ‥天気はどんより、、極寒、、、日が落ちるのも早いですしこの時期は憂鬱です。
この時期は日本も同じくらい寒いので、かなり防寒対策が必要です。
そこで役立つのはダウンコート。
私は日本では手放せないくらい必需アイテムです。
しかし!!!フランス人はダウンコートを着ません。
みんながみんな着ないわけではなく、基本的には着ない人が多いというだけです。
フランスと言えばモンクレールじゃん!と思う方もいますよね。
モンクレールはフランス発祥のファッションブランドでありますが、現在はイタリアのミラノに本社を置いています。
イタリア人は結構ダウンコートが好きで着てる方も多いですよ。
ある時こんなことがありました。
ブティックで買い物をしていたとき、 店員さんに『あのダウンコートを着ているマダムと同じ靴が欲しいですフランス人のマダムのまねをしたい。』
と伝えたところ、店員さんが『あのマダムはフランス人じゃないわよ。』
私『なんで話してもないのにわかるの!?』
店員『フランス人のおしゃれなマダムはダウンコートなんて着ないのよ。あんなダサいのは着ない着ない。笑』
私『』
つまりフランス人にとってダウンコートはただの防寒対策服であって、おしゃれに着こなすことは不可能、ということですね。
パリの街を見渡すとダウンコートを着てる人が多いと思いますが、世界一位に何度もなったことがある人気観光都市です。観光客が非常に多い都市ですので、私達から見るとどの人がフランス人か見分けがつきません。
毎年1月はほぼパリへ行くのですが、ダウンコートが着れないのでユニクロのヒートテックやらホッカイロやらが必需品となりますが、ヒートテックってすごい!!いつも感激します。
フランスの街をただ観光したい!という方はダウンコートでも全然構わないと思いますが、おしゃれなレストランに行きたい、素敵なブティックで店員さんとお話ししながらお買い物したい、と考えている方はお勧めしません。
フランス人はあからさまに嫌な顔したり、フランス語で悪口言ったりします。
(笑顔で悪口言うのでフランス語わからない方はわからないので無視できます)
観光でフランスへ行っていた頃は楽しい思い出ばかりですが、何度も行くとまた違った一面を見ることってありますよね。
これからもこのようなお国柄事情、なども投稿していきたいと思います!
これらは全て私個人が感じたことであって、人それぞれ捉え方は違うと思います。
フランスに何度も行っているからと言ってフランスの全てを知っているわけではありませんので、あくまでも参考にしていただけたら幸いです。
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