飛行機は墜落しない!機内事故には要注意!

飛行機嫌い!なぜなら墜落するから!

この言葉、実はたくさんの方から聞いたことがあり、旅客機は100機に1機は墜落すると思っている方も多いようです。

 

私たち日本人の記憶には、1985年日本航空123便御巣鷹山墜落事故を思い返す方も多いと思います。

若い世代の方はもしかしたら知らない方もいるかもしれないですが、この事故では乗員乗客524名のうち520名が死亡し、日本航空の歴史上最悪、そして単独機で世界史上最悪の死者数を出す墜落事故となりました。

そしてこの便には、その当時人気絶頂であった日本の俳優、歌手、司会として活躍していた坂本九さんが搭乗していてこの墜落事故によって亡くなられました。

日本航空123便の墜落事故は34年前の事故にも関わらず、私たちの記憶に鮮明に残っていますし生涯忘れることはないと思います。

 

しかし人は生涯において飛行機墜落事故で亡くなる確率、交通事故で亡くなる確率では99.999999%の確率で交通事故で亡くなります。旅客機墜落は8500年に一度あるかないかと言われています。

つまり飛行機墜落で死亡する確率は人生においてほぼないということです。

日本は交通手段として国内であれば飛行機よりも新幹線を使うという方も多いですが、ヨーロッパでは列車移動よりも飛行機移動する人の方がはるかに多いです。その理由としては列車よりも料金が安いこと、時間短縮できること。かなり手軽で身近な乗り物として利用されています。

余談ではありますが、日本の新幹線は乗り心地が良いし時間に正確なので、私も国内3時間程度のところであれば間違いなく新幹線を利用します。

 

 

機内事故で亡くなった場合はいくら遺族に支払われるの?

ただ、残念ながら機内事故や機内での体調不良で亡くなられる方は毎年のようにいます。

 

2018年4月17日、アメリカ・サウスウエスト航空の旅客機がエンジンが破損し、飛散した部品で窓が破れ、ペンシルベニア州フィラデルフィア国際空港に緊急着陸。乗客1名が死亡、7人が負傷しました。

乗客の証言によると、女性客一名の上半身が破れた窓に吸い出され、乗客たちが彼女の身体をつかまえていたといいます。

無事に着陸しましたが、その女性客は死亡しました。

恐ろしすぎる事故ですね。

この事故によって亡くなられた女性客の遺族に支払われた金額は日本円にして約50万円。

かなり少ないと感じた方も多いと思いますが、例え航空会社の責任であれ、100%の保証がなく、飛行機に乗る=自己責任、という見方が航空会社の基本なので、このくらいの金額が妥当だと言われています。

 

機内は気圧が高いので体調不良になる方も多くいます。

しかし簡単に引き返すことができない旅客機では、不運にも機内で亡くなられる方もいます。

機内での体調不良で亡くなられた方の場合は基本的に遺族に支払われる金額は0円です。

気圧の変化によって体調を崩しやすい方は注意してください。

 

一歩、日本から出たらそこは海外。

保証は何一つないので、常に万が一の状況を考えておくことはとても大切なことだと思います。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

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