マダムと呼ばれるのはおばさんってこと!?
海外へ行って『マダム』と呼ばれ、私ってそんなにおばさんかしら、と思ったことはありませんか?
アメリカ旅行から帰国した友人が、「タクシードライバーが私のことをマダム、マダムと頻りに呼んだけど、すごく失礼だと思わない?私はまだ若いのに」と相談されました。
私の過去のブログでも何度もマダムマダムと入れているので、私のことをかなり年配だと思った方もいると思います。
Wikipediaで『マダム』と検索すると、マダムとはフランス語で、既婚女性(あるいは地位の高い女性や年長の女性、)に対する呼びかけである。と書いてありますが、全く間違っています。
マダムと呼ぶのは、全ての女性に対して使われます。
確かにマダムとはフランス語ではありますが、この単語は世界共通でフランス以外で使っても問題ないですし、不愉快に感じる方はいません。
むしろ、とても丁寧な方だなと好感が持てます。
フランスで明らかに20代の女性には『マドマゼール』(お嬢さん)と呼ばなければ失礼では?
いいえ、マドマゼールと呼ぶのは明らかに少女か10代前半に見える女の子か、あなたがかなり年配である時のみです。
例えばフランス旅行でカフェに入り女性店員さんにメニューを注文するときに、フランス語で「Mademoiselle S'il vous plait.マドマゼール、シルブプレ」(お嬢さん、注文をお願いします)
と習った方も多いのではないでしょうか?
決して失礼ではないですが、女性店員さんの捉え方は「お嬢ちゃ〜ん、注文していい?」のように聞こえます。
あなたがかなりご年配であればこのように言われても不快な気持ちにはならないですが、若い方に言われた場合は不快に感じる方もいるので気をつけてください。
かなり若い女性に見えても店員さんには「マダム」と呼ぶようにしましょう。
そしてマダムと言う単語はフランス語ではありますが、世界どこで使ってもほぼ問題ありません。
日本はあまり馴染みがないので、『おばさん』と言っているように聞こえてしまう方もいると思いますが、決してそうではないので安心してください。